10月27日に開催したユメへの作戦会議@桜神宮に、103名というたくさんの方々にお運び頂き、本当にありがとうございました。ご報告と御礼の書き込みです。
高原先生と西理事の対談では、いくつかの重要な概念についての異なる立場の間に橋がかけられたと感じております。障がい福祉サービスと私たちのようなNPOの取組との間の連携のイメージができてきたように思います。また編みぐるみワークショップでは今回ユメを発表したyukoさんはじめ沢山の人が楽しんでおられました。
本年初めに実施したクラウドファンディングへのご支援のお陰で春にスタートしたユメソダテ伴走についても、3人の当事者の方々から発表を頂きました。(濱原さんに作成頂きましたYoutube動画を是非ご覧ください。https://www.youtube.com/channel/UC0IR5JJI5VcIlyLe95dnDDA )
傾聴を通じて、心を耕しユメのタネをみつけ、一緒に計画を立て、活動し、人に出会うことによって、ユメの発芽を促すテーラーメードの取り組みは、人の気持ちを前向きにし、主体性を起動できていると感じています。普通の人、高原先生曰く「色付きのおっちゃん、おばちゃん」の活躍を、社会は必要としているとの思いを改めて深くしました。
また驚異的な精神力で、左手を鍛え、次に視線入力に挑戦し絵を描き続けておられるALS当事者の榊浩行さんの人生と作品を紹介する小冊子の作成について、編集やレイアウト、資金面での支援の呼びかけも併せてさせて頂いております。
今後は、傾聴+伴走の取組を、少しだけスケールアップして進めていきたいと考えており、今回、、少人数の共育プログラムの立上げを呼びかけさせて頂いています。アンケートで関心を示して下さった方もおられますし、このFBや他の方法でコンタクト頂いている方、これからコンタクト頂く方もおられると思います。本当にありがとうございます。実現に向けて一歩一歩進め、次回の作戦会議では、何らかの報告ができるようにしたいと考えております。
会場では、視線入力で姿勢を変えられる世界で初めてのP-5eyeに沢山の人が感動していましたし、シンフォニア東武さんご出店の面白消しゴムの組み立て作業を、今回ユメを発表した当事者のyuto君をはじめ沢山の人が楽しんでいました。また今回もフォイヤーシュタインの点群のワークも楽しみながら認知能力を向上できる方法として取り組んでもらえました。ひきこもりよりさとこもりのブースで若者自身が前橋産野菜のカレーセットを販売しつつ対話を通じて都会で困難を抱えている人が、意外と近い里で回復を目指す取り組みを知ったり、スマイリーサンさんの重度心身障碍者であることを示すバッチや、happy to helpバッジなどを通じて互いの意思表示やコミュニケーションを助ける取組だったり、素晴らしい写真と記事で有名なコトノネで全国の障がい者の取組をしったり、パイ焼き工房で美味しいパイを頂いて元気をつけたり、のん坊さんの絵を楽しんだり、本当に盛りだくさんな作戦会議となりました。参加者同士も繋がって頂けたようです。
今回も沢山の出店者の方々、参加者の方々、そしてボランティアの方々の暖かいご支援に支えられて盛況の作戦会議とすることができました。本当にありがとうございます!次回は、おそらく春ころに開催になると考えており、改めて、ご案内申し上げます。
今後とも、社会がユメを育て、ユメが人を育て、人が社会を照らす循環づくりに向けて、一歩一歩、着実に歩みを進めて参ります。