図形を使った推論力が、更に伸びていることに加え、知的障害者にとって抽象度が高く困難であるとされてる言語を使った論理的推論力が伸びていることが分かりました。
特に今年の認知テストの間、受講生が自らつぶやきながら問題を解いている姿が、頻繁に観察されました。これは心理学者のピアジェやヴィゴツキーが抽象的思考に不可欠だと考えた”内言internal talk”が育っており、この内言の育ちが、多くの認知機能が必要な複雑な思考を助けているものと考えています。
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