本年も、夢育て農園の人を育てる畑青年コースの受講生の、その後の認知発達について、論文を提出しました。
図形を使った推論力が、更に伸びていることに加え、知的障害者にとって抽象度が高く困難であるとされてる言語を使った論理的推論力が伸びていることが分かりました。
特に今年の認知テストの間、受講生が自らつぶやきながら問題を解いている姿が、頻繁に観察されました。これは心理学者のピアジェやヴィゴツキーが抽象的思考に不可欠だと考えた”内言internal talk”が育っており、この内言の育ちが、多くの認知機能が必要な複雑な思考を助けているものと考えています。
高障機構の職リハ事務局のご了解を得て、こちらで先行的に論文をお読みいただけます。まずは前半を掲げます。
後編と共に是非、ご一読ください!
更に深く学んでみようという方は、是非、夢育てWorkshopにご参加ください。50数時間でじっくりお伝えするとともに、その活用についてもフォロー致します!