理事長挨拶

ユメソダテ代表挨拶

私の息子は、知的障がいを持っています。私亡き後、彼は幸せに生きていけるのだろうかと、これまで悩んできました。障がい者が働ける場をつくろうと思いましたが、何をして良いか分からず、既存の施設にお邪魔しお話を聞いて廻りました。数十箇所目で気がついたのが、支援者の方々からしか伺っておらず、当事者のお話を一度も聞いていないということでした。そこで、学校や社会福祉法人にお願いし、就労訓練をしている方々や余暇クラブに通っておられる方々等25名の方から、本人の思いを語って頂きました。すると半分近くの方々が、希望やあこがれや目標など(以下「ユメ」という)を、とても楽しそうに、生き生きと語ってくださったのです。

また、ユメをしっかりと語ってくださった方々は皆、家族や友人、そして多くの大人と豊かな人間関係を結んでいました。「社会がユメを育て、ユメが人を育てる」と気づいた瞬間でした。

そこで、6人の仲間とともに当法人を立ち上げました。私たちは社会的に生きづらさを抱えている方々のユメをじっくり傾聴し、発表していきたいと考えています。当事者や御家族や支援者の方々にユメを語っていただき、人と人を繋ぐことで、伴走者と共にユメの種を育て、ユメをかなえる。さらには社会を明るく照らしてくれるようになる。ユメに育てられた人が明るい社会を創ると信じているのです。

思いを語ってくださる方、ユメを応援してくださる方、私たちの活動を手伝ってくださる方、どうか御連絡ください。ユメを育てる社会を一緒に創っていきましょう。

NPO法人ユメソダテ
代表理事 前川哲弥

 

ユメソダテの理念

理事の紹介

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